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【旅ブログ】中国|ラマ・ジーのf

【旅ブログ】中国|ラマ・ジーのf

【旅ブログ】中国|ラマ・ジーのf 旅の動機   子どもができる前に世界中を旅したかったからです。特に中国はNHKが撮影した「シルクロード」に影響され敦煌など仏跡めぐりをしたかった… Episode.1 ホテルトラブル(西安)   ーー昭和時代の中国って、今とは全く違う街並みですよね。 f:はい、西安は人口400万人もいるにもかかわらず駅前などは全然整備されておらず、とてもごちゃごちゃしておりました。とりあえず、ホテルに向かうためにタクシーに乗り込んだのですが、料金を聞くと大した距離でもないので15元と言われたので、すぐに車を降りバスを探すことにしました。 ーーその当時、外国人に対しては言い値が当たり前だったんでしょうね。人民元レートも当時は1元=約64円と高かったんですね!(2021年時点1元=約16円) f:日本に比べれば、15元って高いわけではないですが、明らかに私たちを騙そうとしていたことが許せませんでした。タクシーを降りてバスを探そうとしたのですが、なかなか見つからずどうしようか悩んでいると、自転車の後ろにリアカーをつけたおじさんが近づいてきて、5元でホテルまで連れいくと言ってきました。それを4元に負けさせ乗ることにしました。 ーーリアカーって人が乗ってもいいんですね笑。 f:当時は大丈夫みたいでしたね。もともと載せていた荷物が重かったみたいで、結構大変そうだったのですが、なんとかホテルまで連れて行ってもらいました。ホテルには日本語を話すスタッフの方がいたのですが、私と夫の2人で52元ととても高く、預けたパスポートを従業員のスタッフたちが面白がって見ていたことに怒りがこみ上げてきて、パスポートをひったくるように取ってホテルを後にしました。しかし、その後もなかなか良いホテルが見つからず、お腹もペコペコになり、結局夜中11時ごろにやっと滞在先を決めることができました。 ーー初日から大変でしたね。やっと休めたわけですね? f:ただそのホテルも建設途中で、セメントが乾いていないところがあったり、夜なのに作業音が響いていたり、お湯も出ないし、日本語や英語も通じないホテルだったので、正直あまり休めませんでした。挙げ句の果てには、やっと眠りについたのに、トイレからの物音で目が覚め、見ると従業員がせっせと水をタオルで拭き取っていました。工事中だったため水漏れしたみたいでした。本当に大変な1日になりましたが、今思えばいい笑い話です笑。 Episode.2 列車での出会い(ウルムチ)   ーー中国では素敵な出会いなどもありましたか。 f:ウルムチという場所に列車に乗って向かった時だったのですが、隣に座った中国人医師の方がとても親切にしてくれました。それまで、明らかに3人がけの席に2人で座っているのに、声をかけても席を空けてくれなかったりと少し冷たい態度を取られていたため、その医師の方の親切はとても嬉しかったです。 ーー必ず親切にしてくれる人と出会いますよね! f:その方は、私たちがまだ夕飯を食べてないことを知ると、インスタントラーメンやパンを食べさせてくれたり、風邪薬をわんさかくれたりととても気を使ってくれました。その後、ウルムチについた後もたまたま宿泊先のホテルで再会し、嬉しくなって騒いでしまい、中国人たちの野次馬を作ってしまったことを今でも覚えています笑。 ーー中国人が集まってきてしまうくらい騒いだのは、相当喜ばれたのですね笑。 f:ウルムチの町でも、市場を見て回ったり、人懐っこい現地の女の子とたち写真を撮ったりと、とても楽しかったです。きっと、ウルムチに向かう列車の中で出会ったあの中国人医師の方が、私たちのウルムチでの旅をより楽しいものにしてくれたのだと思います。 ーーわかります!そこで出会った人でその場所に対して抱く印象は大きく変わりますもんね。本当に素敵な出会いでしたね!   Episode.3 中国最大都市でおのぼり気分(上海)   ーー今では大都市の上海も昔は全然違う街だったのでしょうか。...

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【旅ブログ】ブルネイ|Lena

【旅ブログ】ブルネイ|Lena

【旅ブログ】ブルネイ|Lena 旅の動機   ブルネイは他の東南アジアと雰囲気が違い気になっていたので、近くの国(マレーシア、シンガポール)に行く事ということもあって行き先に選びました。 Episode.1 最高の異国情緒   ーーブルネイの名前は聞いたことあっても、詳しくは知らない人って結構多いですよね。場所はマレーシアの近くなんですか。 Lena:はい、マレーシアと陸続きの島国なんです。私も元々はよく知りませんでした笑。マレーシアとシンガポールへの旅を予定していて、その時にたまたますぐ近くにブルネイがあることを知り、立ち寄ってみることにしたんです。 ーー実際に行ってみてどんな国でしたか。 Lena:天然ガスなどの資源が豊富なので、国自体がとても潤ってる印象を受けました。医療費や教育費も基本的に全て無料で、所得税もないみたいです。 ーーそうなんですか!外資企業なんかもたくさん入ってきそうですね。 Lena:ただ、国民の所得が高く、ほとんどが車持ちなので、公共の交通機関がほとんど存在していないに近い状態でした。旅人にとっては不便でした。 ーーちょっと調べたら、タクシーも全国に40台しか走ってないみたいですね。 Lena:そういえば、タクシー全然見ませんでした笑。空港にも1台もいないです。 ーー観光地としてはどういったところがあるのでしょうか。 Lena:アザーンというお祈りの時間に流れる呼びかけがあるのですが、それを聞きながら見る夕方のモスクは異国情緒があふれ、とても感動的でした。昼間にみるモスクとは全く違う姿になり、ブルネイに行ったら絶対に見て欲しい光景です。 Episode.2 水上集落≠貧困   ーー水上集落も行かれたんですね。どうでしたか。 Lena:初め、水上で生活している人々は、漁業をしながらのんびりその日暮らしをしている、どちらかといえば経済的に貧しい人々なのかなと想像していました。でも、ブルネイの水上集落は想像していたよりも小綺麗でした。話を聞いてみると、彼らは貧しさから水上での生活を強いられているわけではなく、そこが好きだから自ら選んで住んでいるとのことでした。 ーー自分たちで選んで生きているって、それこそが本当の豊かさのような気がしますね。 Lena:国から住宅を無償で提供されても、それを断り水上に住み続けているらしく、なんだか見ていても幸せそうに思えました。 ーーボートなんかにも乗ったんですか。 Lena:はい、たまたまボート乗り場で知り合ったバングラディッシュ出身の旅人とボートを借りて乗りました。ブルネイには豊かな熱帯雨林が広がっていて、ボートでジャングル探索出来ます。 ーー鼻が天狗みたいに長いことで知られるテングザルが生息しているそうですが、ジャングルで見ましたか?笑 Lena:私は見れなかったです。マングローブの奥地に行かないと遭遇する確率は低いようで、そこまでは行く時間がありませんでした。ブルネイは日本では見ることのできない自然の風景も楽しむことができます。   Episode.3...

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【旅ブログ】アルゼンチン|Sayo

【旅ブログ】アルゼンチン|Sayo

【旅ブログ】アルゼンチン|Sayo 旅の動機   ウユニ塩湖に行くことが憧れだったので、南米へ。でも、せっかく行くなら、周りの他の国も旅してみたいという旅人気質で行くことにしました。 Episode.1 名前も知らない大好きな街   ーー南米のひとり旅はアジアなどに比べると少し勇気が必要ですよね。 Sayo:はい、私はウユニ塩湖をどうしても見てみたくて、そのついでに周辺の国も回ることに決めました。 ーー何か大変なことはありましたか。 Sayo:言葉の壁が大きかったです。アルゼンチンに行った時、ほとんど英語が通じなくて、でも私はスペイン語が全くわからないので、なかなかうまくコミュニケーションが取れませんでした。さらに私の持っていたガイドブックは情報がすごく古くて・・・。 ーー観光客なんかも少ない小さな街に行くと英語が全く通じないこと結構ありますよね。 Sayo:ある小さなバスターミナルで次の街に行くためのチケットを買いたかったのですが、一人のおじいちゃんがずっと何かを私に訴えようとしてきて、でもちっとも何を言っているのか分からなくて本当にどうしたら良いのか分からなくなりました。たまたま、英語が話せる女の子がいて、通訳をしてくれたのですが、どうやらおじいちゃんは言葉ができない私を心配して一生懸命にバスの乗り方を教えてくれていたらしいのです。  ーーどうにかして伝えようとしてくれていたんですね。 Sayo:異国で困っている、ましてやスペイン語を少しも話すことのできない私を見て見ぬ振りすることだってできたのに、そこまで気にかけてくれたこと知ったときはとても嬉しかったです。 ーーその通訳してくれた女の子にも感謝ですね! Sayo:彼女もチケットを買う列に並んでいたのに、自分のことは後回しで助けてくれたんです。行く前は治安が悪いとか、行ってからも言葉の壁を感じて少し落ち込んでいたのですが、助けてくれた人たちのおかげで、忘れられない旅になりました。結局、その街には1泊することになったのですが、名前も知らないその小さな街が大好きになりました。全く知らなかった場所が、現地の人との出会いによって思い出の場所になるっていう経験は旅の醍醐味だと思います。 Episode.2 係員さんの裏技   ーーアルゼンチンでは色々な人に助けられたんですね! Sayo:どの国でも困った時は必ず誰か助けてくれますよね!アルゼンチンではある観光名所に行ったのですが、ハイパーインフレの影響でチケット代がとんでもなく高騰していて所持金では足りないという事件が起こりました。両替所も見当たらないし、USドルも日本のクレジットカードも使えず、どうしたらいいかわかりませんでした。すごく見たかった場所で、すぐそこにあるのに見ずに帰るのかとうなだれていたのですが、そんな私の様子を見ていた係員のお兄さんがなんと両替の裏技を教えてくれました。 ーー裏技?教えてください!笑 Sayo:近くにあったお店の中に一軒だけUSドルを使える売店があり、そこでなんでもいいから買って、お釣りを全部アルゼンチンペソで貰えばいいとのことでした。レートはあまり良くないとのことだったんですが、ここまできて見れないよりは100倍マシだと思って早速裏技を試し、無事にチケットを買うことができました!チケットブースの人も誰も教えてくれなかったので、話しかけてくれたお兄さんには本当に感謝しています!   Episode.3 窓から見る景色   ーー南米の旅は現地の人たちのおかげでとても素敵なものになったようですね! Sayo:大変なこともたくさんあった南米の旅でしたけど、その度必ず誰かが助けてくれて、本当に毎日がドキドキわくわくの旅でした!でも、そんな旅は私の感情を豊かにしてくれて、観光地でもなんでもない場所や、例えば長距離バスの窓からふと見た外の景色がとても綺麗で感動的に感じていました。それも全て私に関わってくれた現地の人たちのおかげです。
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【旅ブログ】カンボジア|Sayo

【旅ブログ】カンボジア|Sayo

【旅ブログ】カンボジア|Sayo 旅の動機   学生時代から負の世界遺産に興味があり、ポルポト政権の犯した大虐殺の博物館があることを知ったのがきっかけです。 Episode.1 人生を変える出会い   ーー東南アジアは日本人旅人に人気ですよね。 Sayo:私も東南アジアにはよく行くのですが、タクシーなどのドライバーに騙されることが多くて、若干人間不信になっていました。カンボジアの旅でも初め現地のドライバー達に疑った目を向けていた自分がいました。 ーー日本では考えられないことが自分の身に起こると、後から思えば小さいことでもその時は結構ショックだったりしますよね。 Sayo:そうですね。正直”ドライバー=お金を騙し取ろうとする人”みたいに思っていたのですが、カンボジアのシュムリアップで出会ったトゥクトゥクのドライバー達がそんな考えを変えてくれました。彼らは純粋に外国人である私を楽しませようと現地のことを教えてくれるだけでなく、冗談を言ったり、街中で会っても名前を呼んで手を振ってくれたりと本当に親切にしてくれました。 ーー外国の人にとって日本人の名前って難しかったりするのに、名前まで覚えてくれるなんて嬉しいですね! Sayo:本当に嬉しかったです。国や場所でそこの人たちを一括りに捉えてはいけないということを彼らは改めて教えてくれました。確かに、私を騙そうとした人たちがいたことも事実です。しかし、一方でたまたま会っただけの外国人にこんなにも親切に接してくれる人もいる。本当に大事なことに気づくことができました。 ーーひとつの出会いとか出来事でその国の人はこうだって決めつけてしまっている人はたくさんいますよね。 Sayo:だから、私は彼らのことをもっと多くの人に知ってもらいたいです。彼らと話している中で知ったこともあります。それは、彼らにとってトゥクトゥクは、日本人が家を買うのと同じような感覚で買うということです。それを聞いて、そこには夢も、悲しさも込められているんだと勝手に感じたのですが、だからこそこれからは彼らみたいに一生券面真面目に働いている人を応援していきたいと思いましたし、同時に、人を騙すようなドライバーは絶対に許さないと決めました。 Episode.2 昨日の敵は今日の友   ーー旅の楽しさって現地での出会いに大きく左右されますよね。 Sayo:カンボジアでは本当にそのことを実感しました。実は、旅に出る前に愛犬を亡くし、どん底のペットロス状態での旅でした。正直、このまま死んでしまってもいいかなくらい、自分にはショックで、旅に出てからも、夜になると、宿で布団をかぶって泣いてたりもしてたんです。でも、気付いたら現地の人に親切にしてもらい、気付いたら笑っている自分がいました。思い返せば、今までの旅でも沢山の現地の人達に親切にしてもらい、今まで旅を続けてこられたことに気づかされました。カンボジアで出会ったトゥクトゥクのドライバーたちなんて、初めは以前の体験から自分の敵くらいに思っていたのに、お別れの時に、涙のお別れをするくらい、本当に大好きになりましたし、旅に出る前はそんな出会いがあるなんてもちろん思ってもいなかったので、凄く嬉しい出会いで、その分お別れは切なかったです。 ーーとても素敵な出会いですね。もっといろんな方との出会いについて聞きたくなりました! Sayo:話すとキリがないくらい本当にたくさんの方に出会えて、例えば、ストーカーから守ってくれた宿のご夫婦や、一緒に手を繋いで道を渡ってくれたおばあちゃんなど思い返すだけでも涙が出るくらい多くの人の親切に助けられてきました。こういった出会いで、旅と旅行の違いを感じましたし、旅がさらに好きになりました。   Episode.3 Killing Field   ーー世界中の負の遺産を見ることがSayoさんの旅のテーマなんですよね?カンボジアでも見てきましたか? Sayo:ずっと、いつか自分で行ってみたい場所のひとつだったのが、カンボジアのポルポト政権時代の大虐殺跡地でした。沢山の人々が殺戮されたキリングフィールドと呼ばれている場所だったり、普通の学校に造られた収容所だったりするのですが、カンボジアのあちこちにあります。 ーー実際に自分の目で見た歴史の地はどうでしたか?...

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【旅ブログ】ベトナム|Ao

【旅ブログ】ベトナム|Ao

【旅ブログ】ベトナム|Ao 旅の動機   祝日と有休含めて4日ほど休みが取れることがわかり、以前2回訪れたベトナムがとてもよかったので、一人でも行ってみたいと思う。また、冬で寒かったので暖かい国に行きたい、お金もあまり使いたくないので物価の低い国がいいという理由もあり旅先に決める。羽田発着便で、仕事帰りに行けますし、羽田から直行便が飛んでいたので都市はダナンとホイアンに決定。 Episode.1 バイタク ーーベトナムはバイクのイメージすごくありますよね。 Ao:ベトナムは今回が3回目なのですが、1人で来るのは初めてでした。今までは友人などと来ていたため、基本的にはタクシーを利用していましたが、今回は一人旅ということもあり、バイタク(バイクタクシー)に挑戦しました! ーーバイタクってどうやって見つけるんですか?なんかあのバイクの海から見つけるの大変そうですよね笑。  Ao:私はGRABというアプリを利用して、バイタクを呼んでいました。日本でいうUberみたいな感じで気軽に使うことができます。Uberと同じく運転手は一般の方なので、人によってはお金も取らず寄り道しながら観光案内までしてくれたりしました。 ーー現地の方とも交流できるし、良い交通手段ですね! Ao:特に覚えているのが、レディブッダという全長67mもある巨大な大仏に案内してくれたのですが、その大きさゆえ迫力が凄くて感動しました。そんな感じで、完全にバイタクにハマってしまい、街での移動はもちろん、帰りの空港までもバイタクに乗って行きました笑。現地人と横並びにバイクに乗っている時は、なんとなく私も現地人に混ざれた気がして嬉しかったです笑。 Episode.2 歩きながら見つける喜び   ーーベトナムでは何かトラブルもありましたか? Ao:ベトナムのお金って桁が多いので、支払いの間違えに後から気づく事はありましたね。日本円1000円を換金すると、200000ドン(ベトナム通貨)になるんです。 ーー桁数が違いすぎてお金持ちになった気がしちゃいます笑 Ao:はい、私は多めに支払いした事に後から気づいたけどチップだと思われたのか、お釣りが違う事がありました。でも、これってベトナム行く人はみんなやってしまうミスだと思いますし、ベトナム旅した人の共通の思い出ですよね笑。それよりも、ベトナムの旅で失敗したなと思ったのはホテルですね。 ーーぼったくりホテルとかですか? Ao:いえ、今回の旅では事前にBooking.comでホテルを予約して行ったのですが、私が予約していたホテルよりも素敵なところを現地を歩いているときにいくつも見つけてしまったんです。値段もとても安くて、ベトナムに来てから実際に見て決めればもっと好きなホテルに泊まれたのになぁと後悔しました。 ーーなるほど。行ってみたら思っていたのと違ったということもありますよね。 Ao:そうですね。でも、何よりも、初めて訪れる場所で自分の力だけで見つけたホテルとかレストランって運命感じますし、それが旅の醍醐味でもあると思いますね!そんな時の方が人との出会いにも恵まれたりする気がします。これからも、歩きながら自分だけの場所を見つける喜びを感じれる旅を続けていきたいです!   Episode.3 海外の地に一人でいるということ   ーー初めてのベトナム一人旅は実際どうでしたか? Ao:一人だからできる体験もたくさんあり、一人だから話しかけてくれた現地の人もいたと思います。たまたまホテルのそばにあった、ホイアンインプレッションというテーマパークに立ち寄ったのですが、屋外の広いステージで総勢500人ほどのキャストたちがショーを行なっていました。言葉はもちろんわからないし、日本人観光客も私だけという状況だったのですが、感動して涙してしまいました。もちろん、そのパフォーマンスも壮大で素晴らしかったのですが、夜風に吹かれながら、海外という地で日本人は自分一人だけというシチュエーションがその時を特別なものにしてくれたのだと思います。 ーー確かに、海外に一人でいると日本にいるとき以上に感受性が豊かになったり、喜怒哀楽を表現できたり、まるで別人みたいになるってよく聞きますよね。 ...

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【旅ブログ】エチオピア|Akiko

【旅ブログ】エチオピア|Akiko

【旅ブログ】エチオピア|Akiko 旅の動機   アフリカ大陸に行ったことがなかったから。 Episode.1 空港の救世主   ーー初アフリカはどうでしたか。 Akiko:初日、いや空港についた瞬間から洗礼を受けましたね笑。まずターンテーブルで自分の荷物が出てくるまで2時間待ちました。 ーー2時間は色々心配になりますね。 Akiko:なんとか荷物を手にして一件落着かと思ったらまた他の問題が起こりました。今回、現地のツアー会社に事前に申し込んでいたので、ツアー会社の人が空港まで迎えに来てもらう手筈になっていました。しかし、私のネームプレートを持った人が一向に見当たらなかったんです。ようやくツアー会社の人を見つけたと思ったら、その人の持っていた紙には別の人の名前が・・・。とりあえず事情を説明すると駐車場まで連れて行かれて、”ここに迎えが来るから待ってろ”と言われ待つことにしました。しかし、待てど暮らせど誰も来ない。1時間がたった頃、近くにいたホテルのドライバーと思わしき人が”ここにいても誰も来ないと思うよ、ツアー会社に電話して聞いてあげるよ”と声をかけてくれました。その人曰く、私を迎えに来るはずだった人は国内線と国際線を間違えていたとのことでした。 ーー救世主が現れたわけですね。 Akiko:はい、その人は最後に私が正しい車に乗ったかまで確かめてくれて、本当に彼がいなかったら最悪のエチオピア初日になるところでした。本当にありがたかったです。 Episode.2 迷子の日本人   ーー旅先では本当にたくさんの人に助けられますよね Akiko:エチオピアでもたくさんの人に助けてもらいました。マルカートという場所に行きたくてトラムに乗っていたんですけど、どこで降りたらいいのか分からなくなってしまったので、電車の中でマルカートに行きたいととにかく大きな声で英語で言ったら、近くにいたお兄さんが、とても優しく行き方を教えてくれました。無事マルカートについた後、街を散策しているとまた完全に迷子になってしまったんです。でも、困っていると必ず誰かが声をかけてくれて、私が日本人だとわかると”おー、オカザキ、カガワ!”って盛り上がって、一緒に話したり写真を撮ったりととても楽しかったです。この時ばかりは海外で活躍してくれているサッカー選手に感謝しましたね笑。その後も、子供からおじいちゃんまでいろんな人が気さくに話しかけてくれて、とても楽しい時間を過ごしました。 ーー出会いは旅の醍醐味ですよね! Akiko:そうですよね!道に迷ったからこそ彼らにも出会えたわけですし、迷った私ナイスです笑。 ーーまた行ったら迷いますかね笑 Akiko:迷います笑。と言うよりどう歩ったか覚えてないので辿り着かないですね笑。でも、鶏を何匹も抱えてるおじいちゃんや、道端を歩くヤギ(笑)、道端でミシンで縫製をしている若者達。あのめちゃくちゃ感は最高の思い出です!   Episode.3 最寄りのカフェは100km先   ーーエチオピアといえばコーヒーも有名ですよね? Akiko:私もコーヒーが好きなので、エチオピアに行ったら絶対に現地でコーヒーを飲みたいと思っていました。特にトモカコーヒーというカフェに行きたくて、トラムに乗って向かいました。大体の場所はわかっていたので、あとは人に聞きながら行けばなんとかなるかなと思って、いろんな人に聞きながら探していたのですが、なかなか見つかりませんでした。すると私が他の人にトモカコーヒーのことを聞いて回っていたのを見ていたのか、ひとりの男性が”トモカコーヒならあっちの方向に100km行ったところを左に曲がるとあるよ”とだけ言って去って行きました。100km(キロ)・・・って、すぐそこみたいに言ってたけど、その距離感覚はアフリカスタンダード?とか思いつつ、100mの間違いであってと願いながらその方向に進むと丁度100mくらい進んだところにお目当てのカフェを無事発見しました! ーーでしょうね笑 Akiko:ちょっと情報は間違っていたけど、自分から困っている私を助けてくれようとしたその心にとても感動して、エチオピアがますます好きになりました。...

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【旅ブログ】韓国|shinomu

【旅ブログ】韓国|shinomu

【旅ブログ】韓国|shinomu 旅の動機   日本から一番近い国なのに全く知らなかった国。どんなところか、とりあえず一度飛び込んじゃえ!というワクワク心。 Episode.1 手招きおばあちゃん   ーー確かに韓国って日本から近いのに行ったことない人も結構いますよね。 shinomu:そうなんですよ。実際私自身も一番初めに韓国に行った時は、どんなところか、まずは一度飛び込んじゃえ!という、勢いだけだった気がします。 ーーもしかしたらニュースで流れるネガティブなイメージが先行してることも影響しているのかもしれませんね。 shinomu:私は実際に韓国へ行ってみて、現地の人たちと接するなかで、韓国のことがとても好きになりましたね!まず印象に残っている出会いは初めてソウルへ一人旅した時のことです。有名な南大門広場へ韓国の伝統布である”ポシャギ”を買いに行ったのですが、小さなお店がぎっしりと立ち並ぶ市場で完全に迷子になってしまいました。途方に暮れていた私に、目の前の小さなお店から一人の小柄なおばあちゃんが笑顔で私に向かって手招きしてくれました。その笑顔に誘われて、おばあちゃんのお店に入ってみると小さな動物のキーホルダーがたくさん売られていました。 ーー海外だと困っているとき必ず誰かが声をかけてくれますよね! shinomu:実は私、この旅で、勉強し始めたばかりの韓国語を話したくて話したくて仕方なかったのですが、ずーっと失敗続きで、心が折れかけていたんです。というのも韓国では英語が話せる人が多くて、私のことが外国人だとわかるとすぐに英語で話されてしまうんです。でも、可愛い動物のキーホルダーと、おばあちゃんの笑顔に勇気が出て、思い切って、「これは、馬ですか?」と、たどたどしい韓国語で話しかけてみたら優しく「これは、馬」「これは、犬」「これは、ウサギ」・・と、動物ひとつひとつを手にとり、ゆっくり、韓国語で全ての動物の名前を教えてくれました!10分以上も、私の片言韓国語につきあって下さり、更に、私の目を見て、ニコニコしながら「韓国語、上手だねえ」って誉めてくださったんです。 ーーおばあちゃんも自分の国の言葉を一生懸命使ってくれたことが嬉しかったのかもしれないですね。 shinomu:本当は、キーホルダーを買うつもりはなかったのですが、ここまでお相手して下さったことに、小さなお礼の意味を込めて、1,000ウォン(日本円で100円弱)のキーホルダーを買わせていただいたら、ゆっくりゆっくり、透明なビニールに入れて、更にそれを可愛らしいデザインの紙袋に入れて、キラキラ光る小さなリボンで留めて、手渡して下さりました。日本なら、無造作に、「シールでよろしいですか?」と言われてしまいそうな少額のものを、丁寧に包装していただいて、逆に申し訳なくて恐縮してしまった私に、「気にしないで」と手をふる仕草をして下さり、「また、いつでも、韓国語を話しにいらっしゃい」と、優しく声をかけてくれて。最後、両手で、私の手を握ってくれて、笑顔で見送ってくれました。 ーーそれは心温まりますね! shinomu:はい、今でもそのときのおばあちゃんの小さくて暖かい手の感触を思い出すことができます。思い出すだけで心が温かくなる、初めてのソウルひとり旅での大切な思い出でもあり、また現在まで続けている韓国旅の原点です。 Episode.2 No “No Japan”   ーーニュースでもよく目にする日韓の政治的問題を肌で感じることはありましたか? shinomu:2019年の夏は、政治的な要素が絡み、韓国のあちこちで、いわゆる”NO JAPAN”運動が激しくなっていた時期でした。 私自身はあまり気にせず、ソウルへの旅を続けていましたが、例えば、ランチの時間帯でも、日本食の食堂はお客様に敬遠されてガラガラの風景とか、コンビニでは日本産ビールが全て撤去されていたりとか、そういう光景が目に入ることが増えていて、内心、やっぱり寂しい気持ちをぬぐえませんでした。そんなとき、お買いものの合間に、観光客がほとんどいない、地元の方ご用達の小さな地下食堂で食事をしたことがあります。明らかに外国人とわかる韓国語でお店に入ってきた私に、お店のオーナーさんも、お食事をしていたおじいさん集団も、興味津々でした。 ーー注目の的状態だと、なかなか落ち着けなかったんじゃないですか?笑 shinomu:常に刺さる視線を感じてはいましたね笑。そんな状況でも辛いタコの炒め物定食とビールをお願いして、おいしく食べていたのですが、お店のオーナーさんが私のところにきたと思ったら「好きなおかず、いくらでもおかわりを持ってきてあげるから、たくさん食べなさい」って、わざわざ声をかけてくれたんです!嬉しくなってお礼を言ったら「日本人だろう?」って聞かれたので、「はい」って素直にお答えしたら、「さあさあ、どれにする?何なら全部食べるかい?」みたいな感じで、ニコニコ声をかけてくれました!きっと、このやりとりを先客のおじいさん集団に見られているんだろうなぁと思いながら、そちらを見ると、ニコニコ笑顔のおじいさん全員と目が合いました笑。何だか嬉しくなって、私も手を振っちゃったりして、小さな即席交流会みたいでした! ーー皆さん純粋に外国人に興味を持ってくれていただけだったんですね。 shinomu:はい、そうでした!オーナーさんは気前もよく、私がお願いしたおかずを山盛りで持ってきてくれました!そのとき、実はもう、おなかは一杯だったのですが、せっかくのご好意のおかずを、ビールと一緒にゆっくりいただきながら、心も、幸せな気持ちで一杯になりましたね!その後も、社長さんと少しお話しをしたりしながら、かなり長い時間、とても居心地良く、食堂でのひとときを過ごさせていただきました。...

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【旅ブログ】マダガスカル|Meri

【旅ブログ】マダガスカル|Meri

【旅ブログ】マダガスカル|Meri 旅の動機   小さな頃から世界一周が夢で、遅くなってしまったけど、その夢を叶える為に、日本での生活全てを捨てて世界一周の旅。そして、マダガスカルに行き、バボバブの木を実際に自分の目で絶対見てみたかった。 Episode.1 世界一のヨーグルト   ーーマダガスカルは正直あの木のイメージしかないですね笑。 Meri:そうですよね笑。僕も行くまでは小さい時に教科書で見たあの木のイメージしかなかったです! ーー実際に行ってみてどんな国でしたか? Meri:私の感覚では東南アジアとアフリカの雰囲気がミックスされていて、そこにフランスの食文化も入っているイメージですね。言語もフランス語がメインで、英語も話せる人はいました。伝わりますか笑? ーー何となく笑!実際に行って感じてみたいです! Meri:行く前はどんなもの食べるんだろうって、わくわくドキドキしてたんですけど、フランスパンがよく食べられていて、安くてすごく美味しかったです。 ーー確かに食事は想像できないですね。一番美味しかったものはなんですか? Meri:ヨーグルトです!これがめっちゃ美味しかったです!日本人ってテレビCMのせいかヨーグルトといえばブルガリアのイメージありませんか?実際、ブルガリアでヨーグルト食べたこともあるんですが、マダガスカルが僕の中では一番ですね。 ーー何か違いがあるんですか? Meri:マダガスカルはバニラビーンズの産地みたいなんですけど、ヨーグルトにもバニラビーンズがたっぷり入ってます!それがたまらなくて、毎日食べてました! ーーそれは美味しそう。日本でもマダガスカルヨーグルトが流行る日が来るかも知れないですね笑! Episode.2 木片サーフィン   ーーもっとマダガスカルのこと教えてください。 Meri:モロンダバというところに多くの漁師たちが住んでいたんですけど、彼らの生活に何故か惹かれてしまいました。漁師たちは藁葺きの屋根に木で組まれた小さな家に住んでいるのですが、その家が僕の持つザ・アフリカというイメージ通りでもっと知りたくなりました。 ーー近代化されていない、マダガスカル伝統の生活スタイルを維持しているわけですね。確かにそれは色々と話してみたりしたくなりますね。 Meri:そうですね。インターネットはもちろん、電気もトイレもない。太陽と月の光のみを頼りしていて、トイレは近くの浜辺で済ませる。僕からしたら不便だなと思ってしまうことばかりだけど、現地の人にとってはそれが当たり前なわけで、なんとも思っていない。子供たちは天然の木を使って、波の大きい海でサーフィンを楽しんでいました。そんな暮らしを間近でみていたらなんだか羨ましさを感じたんですよね。 ーー海外には当たり前だと思っている日本の生活とは全く異なる生き方がたくさんあって、そこには幸せそうに生きている人たちもたくさんいる。本当に世界には様々な生き方がありますよね。 Meri:はい、もし彼らが日本の生活を知ったらそれに憧れ、もしかしたら自分たちの生活に不満を持つようになるのかも知れないですけど、僕としては色々な生き方があることを知れたことで人生に少し余裕ができました。今回出会った無邪気な子供たちが大きくなった姿をまたいつの日か見に来たいと思っています!   Episode.3 バオバブの木...

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【旅ブログ】カナダ|Tesu

【旅ブログ】カナダ|Tesu

【旅ブログ】カナダ|Tesu 旅の動機   幼い頃から好きだった赤毛のアンの舞台に行くことが夢だった。さらに、好きなカナダ英語を学びたかったから。 Episode.1 初めてのヒッチハイク   ーーカナダへはワークエクスチェンジという制度で行ったんですね。 Tesu:はい、簡単なお手伝いで食事と宿泊先を提供してもらえる制度で、高校生の私はお金もあまり無いのでとても助かりました! ーーそれはいいですね! Tesu:滞在中もできるだけ節約してました。でも、やっぱり色々なところに行きたくなってしまうんですよね。せっかく新しい地に来たわけですし!ただ、バスなんかを使うとお金がかかるので、そこで思いついたのがヒッチハイクでした。人生初です笑 ーー初ヒッチハイクが海外ってなかなか勇気ありますね笑 Tesu:いま思えばちょっと怖いですよね。お金を持たないと人間大胆になれたりしますね笑 ーー順調に車は捕まえられましたか? Tesu:家から目的地まで40km弱あったので、2台の車に乗ることになりました。1台目は優しいおばあちゃんで、車内でも色々と話してくれてとても楽しかったです。おばあちゃんにお礼を言って別れてまたヒッチハイクを始めました。すると1台の車が停まってくれたんですけど、2人組の男性だったんです。しかも、車の中も着ている服も正直あまり綺麗でなくて、乗っても大丈夫かなと不安になりました。 ーーそれは男でも不安になりますね。 Tesu:でも、いい人そうな人たちだったので結局乗ることにしました。乗車中はGoogle mapを常に見ながら、道を外れていないか確認していたんですけど、2人の男性と話しているうちに彼らは内装仕事をしていることがわかって、服とかが汚れている理由がわかり少し安心しました。さらに、途中で立ち寄ったカフェではマフィンとコーヒーをご馳走してくれたり、結果的にはとてもいい人たちでした。 ーーそれはいい思い出になりましたね。 Tesu:はい!でも、やはりひとり旅で、特に女性の場合はヒッチハイクはあまりお勧めしませんね笑。 Episode.2 お仕事とロブスター   ーー滞在先はどのように探すんですか? Tesu:専用のウェブサイトがあって、それを使って探します。滞在先がないと帰国しなくてはならないんですが、1軒目の滞在を終えたあと、次の滞在場所がなかなか見つからず焦って探しました。その後、やっと見つけた2軒目の家なんですが、そこのお母さんの気性がちょっと激しくて。。 ーー怖い感じの人だったんですね Tesu:はい。その家には私以外にも他に2人一緒に働いていたんですけど、その2人が理不尽なことでお母さんに怒られ、”もう限界!”って途中で出て行ってしまったんです。私はなんとか頑張って1ヶ月いたんですけど、最終日にそのお母さんがロブスターを買ってきて、ご馳走を振る舞ってくれました。 ーーそれは頑張ってよかったって思いますね Tesu:ロブスター食べながら、振り返ればいろいろなところにも連れて行ってもらったり、たくさんの人たちとも出会えたなって思って。確かに、ちょっと怖いこともあったんですけど、今思えば仕事に厳しいだけで、面倒見もよく感謝しています。 ーー良い事も悪い事も全部貴重な経験になりましたね!...

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