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【旅ブログ】カンボジア|Sayo

【旅ブログ】カンボジア|Sayo

【旅ブログ】カンボジア|Sayo 旅の動機   学生時代から負の世界遺産に興味があり、ポルポト政権の犯した大虐殺の博物館があることを知ったのがきっかけです。 Episode.1 人生を変える出会い   ーー東南アジアは日本人旅人に人気ですよね。 Sayo:私も東南アジアにはよく行くのですが、タクシーなどのドライバーに騙されることが多くて、若干人間不信になっていました。カンボジアの旅でも初め現地のドライバー達に疑った目を向けていた自分がいました。 ーー日本では考えられないことが自分の身に起こると、後から思えば小さいことでもその時は結構ショックだったりしますよね。 Sayo:そうですね。正直”ドライバー=お金を騙し取ろうとする人”みたいに思っていたのですが、カンボジアのシュムリアップで出会ったトゥクトゥクのドライバー達がそんな考えを変えてくれました。彼らは純粋に外国人である私を楽しませようと現地のことを教えてくれるだけでなく、冗談を言ったり、街中で会っても名前を呼んで手を振ってくれたりと本当に親切にしてくれました。 ーー外国の人にとって日本人の名前って難しかったりするのに、名前まで覚えてくれるなんて嬉しいですね! Sayo:本当に嬉しかったです。国や場所でそこの人たちを一括りに捉えてはいけないということを彼らは改めて教えてくれました。確かに、私を騙そうとした人たちがいたことも事実です。しかし、一方でたまたま会っただけの外国人にこんなにも親切に接してくれる人もいる。本当に大事なことに気づくことができました。 ーーひとつの出会いとか出来事でその国の人はこうだって決めつけてしまっている人はたくさんいますよね。 Sayo:だから、私は彼らのことをもっと多くの人に知ってもらいたいです。彼らと話している中で知ったこともあります。それは、彼らにとってトゥクトゥクは、日本人が家を買うのと同じような感覚で買うということです。それを聞いて、そこには夢も、悲しさも込められているんだと勝手に感じたのですが、だからこそこれからは彼らみたいに一生券面真面目に働いている人を応援していきたいと思いましたし、同時に、人を騙すようなドライバーは絶対に許さないと決めました。 Episode.2 昨日の敵は今日の友   ーー旅の楽しさって現地での出会いに大きく左右されますよね。 Sayo:カンボジアでは本当にそのことを実感しました。実は、旅に出る前に愛犬を亡くし、どん底のペットロス状態での旅でした。正直、このまま死んでしまってもいいかなくらい、自分にはショックで、旅に出てからも、夜になると、宿で布団をかぶって泣いてたりもしてたんです。でも、気付いたら現地の人に親切にしてもらい、気付いたら笑っている自分がいました。思い返せば、今までの旅でも沢山の現地の人達に親切にしてもらい、今まで旅を続けてこられたことに気づかされました。カンボジアで出会ったトゥクトゥクのドライバーたちなんて、初めは以前の体験から自分の敵くらいに思っていたのに、お別れの時に、涙のお別れをするくらい、本当に大好きになりましたし、旅に出る前はそんな出会いがあるなんてもちろん思ってもいなかったので、凄く嬉しい出会いで、その分お別れは切なかったです。 ーーとても素敵な出会いですね。もっといろんな方との出会いについて聞きたくなりました! Sayo:話すとキリがないくらい本当にたくさんの方に出会えて、例えば、ストーカーから守ってくれた宿のご夫婦や、一緒に手を繋いで道を渡ってくれたおばあちゃんなど思い返すだけでも涙が出るくらい多くの人の親切に助けられてきました。こういった出会いで、旅と旅行の違いを感じましたし、旅がさらに好きになりました。   Episode.3 Killing Field   ーー世界中の負の遺産を見ることがSayoさんの旅のテーマなんですよね?カンボジアでも見てきましたか? Sayo:ずっと、いつか自分で行ってみたい場所のひとつだったのが、カンボジアのポルポト政権時代の大虐殺跡地でした。沢山の人々が殺戮されたキリングフィールドと呼ばれている場所だったり、普通の学校に造られた収容所だったりするのですが、カンボジアのあちこちにあります。 ーー実際に自分の目で見た歴史の地はどうでしたか?...

【旅ブログ】ベトナム|Ao

【旅ブログ】ベトナム|Ao

【旅ブログ】ベトナム|Ao 旅の動機   祝日と有休含めて4日ほど休みが取れることがわかり、以前2回訪れたベトナムがとてもよかったので、一人でも行ってみたいと思う。また、冬で寒かったので暖かい国に行きたい、お金もあまり使いたくないので物価の低い国がいいという理由もあり旅先に決める。羽田発着便で、仕事帰りに行けますし、羽田から直行便が飛んでいたので都市はダナンとホイアンに決定。 Episode.1 バイタク ーーベトナムはバイクのイメージすごくありますよね。 Ao:ベトナムは今回が3回目なのですが、1人で来るのは初めてでした。今までは友人などと来ていたため、基本的にはタクシーを利用していましたが、今回は一人旅ということもあり、バイタク(バイクタクシー)に挑戦しました! ーーバイタクってどうやって見つけるんですか?なんかあのバイクの海から見つけるの大変そうですよね笑。  Ao:私はGRABというアプリを利用して、バイタクを呼んでいました。日本でいうUberみたいな感じで気軽に使うことができます。Uberと同じく運転手は一般の方なので、人によってはお金も取らず寄り道しながら観光案内までしてくれたりしました。 ーー現地の方とも交流できるし、良い交通手段ですね! Ao:特に覚えているのが、レディブッダという全長67mもある巨大な大仏に案内してくれたのですが、その大きさゆえ迫力が凄くて感動しました。そんな感じで、完全にバイタクにハマってしまい、街での移動はもちろん、帰りの空港までもバイタクに乗って行きました笑。現地人と横並びにバイクに乗っている時は、なんとなく私も現地人に混ざれた気がして嬉しかったです笑。 Episode.2 歩きながら見つける喜び   ーーベトナムでは何かトラブルもありましたか? Ao:ベトナムのお金って桁が多いので、支払いの間違えに後から気づく事はありましたね。日本円1000円を換金すると、200000ドン(ベトナム通貨)になるんです。 ーー桁数が違いすぎてお金持ちになった気がしちゃいます笑 Ao:はい、私は多めに支払いした事に後から気づいたけどチップだと思われたのか、お釣りが違う事がありました。でも、これってベトナム行く人はみんなやってしまうミスだと思いますし、ベトナム旅した人の共通の思い出ですよね笑。それよりも、ベトナムの旅で失敗したなと思ったのはホテルですね。 ーーぼったくりホテルとかですか? Ao:いえ、今回の旅では事前にBooking.comでホテルを予約して行ったのですが、私が予約していたホテルよりも素敵なところを現地を歩いているときにいくつも見つけてしまったんです。値段もとても安くて、ベトナムに来てから実際に見て決めればもっと好きなホテルに泊まれたのになぁと後悔しました。 ーーなるほど。行ってみたら思っていたのと違ったということもありますよね。 Ao:そうですね。でも、何よりも、初めて訪れる場所で自分の力だけで見つけたホテルとかレストランって運命感じますし、それが旅の醍醐味でもあると思いますね!そんな時の方が人との出会いにも恵まれたりする気がします。これからも、歩きながら自分だけの場所を見つける喜びを感じれる旅を続けていきたいです!   Episode.3 海外の地に一人でいるということ   ーー初めてのベトナム一人旅は実際どうでしたか? Ao:一人だからできる体験もたくさんあり、一人だから話しかけてくれた現地の人もいたと思います。たまたまホテルのそばにあった、ホイアンインプレッションというテーマパークに立ち寄ったのですが、屋外の広いステージで総勢500人ほどのキャストたちがショーを行なっていました。言葉はもちろんわからないし、日本人観光客も私だけという状況だったのですが、感動して涙してしまいました。もちろん、そのパフォーマンスも壮大で素晴らしかったのですが、夜風に吹かれながら、海外という地で日本人は自分一人だけというシチュエーションがその時を特別なものにしてくれたのだと思います。 ーー確かに、海外に一人でいると日本にいるとき以上に感受性が豊かになったり、喜怒哀楽を表現できたり、まるで別人みたいになるってよく聞きますよね。 ...

【旅ブログ】エチオピア|Akiko

【旅ブログ】エチオピア|Akiko

【旅ブログ】エチオピア|Akiko 旅の動機   アフリカ大陸に行ったことがなかったから。 Episode.1 空港の救世主   ーー初アフリカはどうでしたか。 Akiko:初日、いや空港についた瞬間から洗礼を受けましたね笑。まずターンテーブルで自分の荷物が出てくるまで2時間待ちました。 ーー2時間は色々心配になりますね。 Akiko:なんとか荷物を手にして一件落着かと思ったらまた他の問題が起こりました。今回、現地のツアー会社に事前に申し込んでいたので、ツアー会社の人が空港まで迎えに来てもらう手筈になっていました。しかし、私のネームプレートを持った人が一向に見当たらなかったんです。ようやくツアー会社の人を見つけたと思ったら、その人の持っていた紙には別の人の名前が・・・。とりあえず事情を説明すると駐車場まで連れて行かれて、”ここに迎えが来るから待ってろ”と言われ待つことにしました。しかし、待てど暮らせど誰も来ない。1時間がたった頃、近くにいたホテルのドライバーと思わしき人が”ここにいても誰も来ないと思うよ、ツアー会社に電話して聞いてあげるよ”と声をかけてくれました。その人曰く、私を迎えに来るはずだった人は国内線と国際線を間違えていたとのことでした。 ーー救世主が現れたわけですね。 Akiko:はい、その人は最後に私が正しい車に乗ったかまで確かめてくれて、本当に彼がいなかったら最悪のエチオピア初日になるところでした。本当にありがたかったです。 Episode.2 迷子の日本人   ーー旅先では本当にたくさんの人に助けられますよね Akiko:エチオピアでもたくさんの人に助けてもらいました。マルカートという場所に行きたくてトラムに乗っていたんですけど、どこで降りたらいいのか分からなくなってしまったので、電車の中でマルカートに行きたいととにかく大きな声で英語で言ったら、近くにいたお兄さんが、とても優しく行き方を教えてくれました。無事マルカートについた後、街を散策しているとまた完全に迷子になってしまったんです。でも、困っていると必ず誰かが声をかけてくれて、私が日本人だとわかると”おー、オカザキ、カガワ!”って盛り上がって、一緒に話したり写真を撮ったりととても楽しかったです。この時ばかりは海外で活躍してくれているサッカー選手に感謝しましたね笑。その後も、子供からおじいちゃんまでいろんな人が気さくに話しかけてくれて、とても楽しい時間を過ごしました。 ーー出会いは旅の醍醐味ですよね! Akiko:そうですよね!道に迷ったからこそ彼らにも出会えたわけですし、迷った私ナイスです笑。 ーーまた行ったら迷いますかね笑 Akiko:迷います笑。と言うよりどう歩ったか覚えてないので辿り着かないですね笑。でも、鶏を何匹も抱えてるおじいちゃんや、道端を歩くヤギ(笑)、道端でミシンで縫製をしている若者達。あのめちゃくちゃ感は最高の思い出です!   Episode.3 最寄りのカフェは100km先   ーーエチオピアといえばコーヒーも有名ですよね? Akiko:私もコーヒーが好きなので、エチオピアに行ったら絶対に現地でコーヒーを飲みたいと思っていました。特にトモカコーヒーというカフェに行きたくて、トラムに乗って向かいました。大体の場所はわかっていたので、あとは人に聞きながら行けばなんとかなるかなと思って、いろんな人に聞きながら探していたのですが、なかなか見つかりませんでした。すると私が他の人にトモカコーヒーのことを聞いて回っていたのを見ていたのか、ひとりの男性が”トモカコーヒならあっちの方向に100km行ったところを左に曲がるとあるよ”とだけ言って去って行きました。100km(キロ)・・・って、すぐそこみたいに言ってたけど、その距離感覚はアフリカスタンダード?とか思いつつ、100mの間違いであってと願いながらその方向に進むと丁度100mくらい進んだところにお目当てのカフェを無事発見しました! ーーでしょうね笑 Akiko:ちょっと情報は間違っていたけど、自分から困っている私を助けてくれようとしたその心にとても感動して、エチオピアがますます好きになりました。...

【旅ブログ】韓国|shinomu

【旅ブログ】韓国|shinomu

【旅ブログ】韓国|shinomu 旅の動機   日本から一番近い国なのに全く知らなかった国。どんなところか、とりあえず一度飛び込んじゃえ!というワクワク心。 Episode.1 手招きおばあちゃん   ーー確かに韓国って日本から近いのに行ったことない人も結構いますよね。 shinomu:そうなんですよ。実際私自身も一番初めに韓国に行った時は、どんなところか、まずは一度飛び込んじゃえ!という、勢いだけだった気がします。 ーーもしかしたらニュースで流れるネガティブなイメージが先行してることも影響しているのかもしれませんね。 shinomu:私は実際に韓国へ行ってみて、現地の人たちと接するなかで、韓国のことがとても好きになりましたね!まず印象に残っている出会いは初めてソウルへ一人旅した時のことです。有名な南大門広場へ韓国の伝統布である”ポシャギ”を買いに行ったのですが、小さなお店がぎっしりと立ち並ぶ市場で完全に迷子になってしまいました。途方に暮れていた私に、目の前の小さなお店から一人の小柄なおばあちゃんが笑顔で私に向かって手招きしてくれました。その笑顔に誘われて、おばあちゃんのお店に入ってみると小さな動物のキーホルダーがたくさん売られていました。 ーー海外だと困っているとき必ず誰かが声をかけてくれますよね! shinomu:実は私、この旅で、勉強し始めたばかりの韓国語を話したくて話したくて仕方なかったのですが、ずーっと失敗続きで、心が折れかけていたんです。というのも韓国では英語が話せる人が多くて、私のことが外国人だとわかるとすぐに英語で話されてしまうんです。でも、可愛い動物のキーホルダーと、おばあちゃんの笑顔に勇気が出て、思い切って、「これは、馬ですか?」と、たどたどしい韓国語で話しかけてみたら優しく「これは、馬」「これは、犬」「これは、ウサギ」・・と、動物ひとつひとつを手にとり、ゆっくり、韓国語で全ての動物の名前を教えてくれました!10分以上も、私の片言韓国語につきあって下さり、更に、私の目を見て、ニコニコしながら「韓国語、上手だねえ」って誉めてくださったんです。 ーーおばあちゃんも自分の国の言葉を一生懸命使ってくれたことが嬉しかったのかもしれないですね。 shinomu:本当は、キーホルダーを買うつもりはなかったのですが、ここまでお相手して下さったことに、小さなお礼の意味を込めて、1,000ウォン(日本円で100円弱)のキーホルダーを買わせていただいたら、ゆっくりゆっくり、透明なビニールに入れて、更にそれを可愛らしいデザインの紙袋に入れて、キラキラ光る小さなリボンで留めて、手渡して下さりました。日本なら、無造作に、「シールでよろしいですか?」と言われてしまいそうな少額のものを、丁寧に包装していただいて、逆に申し訳なくて恐縮してしまった私に、「気にしないで」と手をふる仕草をして下さり、「また、いつでも、韓国語を話しにいらっしゃい」と、優しく声をかけてくれて。最後、両手で、私の手を握ってくれて、笑顔で見送ってくれました。 ーーそれは心温まりますね! shinomu:はい、今でもそのときのおばあちゃんの小さくて暖かい手の感触を思い出すことができます。思い出すだけで心が温かくなる、初めてのソウルひとり旅での大切な思い出でもあり、また現在まで続けている韓国旅の原点です。 Episode.2 No “No Japan”   ーーニュースでもよく目にする日韓の政治的問題を肌で感じることはありましたか? shinomu:2019年の夏は、政治的な要素が絡み、韓国のあちこちで、いわゆる”NO JAPAN”運動が激しくなっていた時期でした。 私自身はあまり気にせず、ソウルへの旅を続けていましたが、例えば、ランチの時間帯でも、日本食の食堂はお客様に敬遠されてガラガラの風景とか、コンビニでは日本産ビールが全て撤去されていたりとか、そういう光景が目に入ることが増えていて、内心、やっぱり寂しい気持ちをぬぐえませんでした。そんなとき、お買いものの合間に、観光客がほとんどいない、地元の方ご用達の小さな地下食堂で食事をしたことがあります。明らかに外国人とわかる韓国語でお店に入ってきた私に、お店のオーナーさんも、お食事をしていたおじいさん集団も、興味津々でした。 ーー注目の的状態だと、なかなか落ち着けなかったんじゃないですか?笑 shinomu:常に刺さる視線を感じてはいましたね笑。そんな状況でも辛いタコの炒め物定食とビールをお願いして、おいしく食べていたのですが、お店のオーナーさんが私のところにきたと思ったら「好きなおかず、いくらでもおかわりを持ってきてあげるから、たくさん食べなさい」って、わざわざ声をかけてくれたんです!嬉しくなってお礼を言ったら「日本人だろう?」って聞かれたので、「はい」って素直にお答えしたら、「さあさあ、どれにする?何なら全部食べるかい?」みたいな感じで、ニコニコ声をかけてくれました!きっと、このやりとりを先客のおじいさん集団に見られているんだろうなぁと思いながら、そちらを見ると、ニコニコ笑顔のおじいさん全員と目が合いました笑。何だか嬉しくなって、私も手を振っちゃったりして、小さな即席交流会みたいでした! ーー皆さん純粋に外国人に興味を持ってくれていただけだったんですね。 shinomu:はい、そうでした!オーナーさんは気前もよく、私がお願いしたおかずを山盛りで持ってきてくれました!そのとき、実はもう、おなかは一杯だったのですが、せっかくのご好意のおかずを、ビールと一緒にゆっくりいただきながら、心も、幸せな気持ちで一杯になりましたね!その後も、社長さんと少しお話しをしたりしながら、かなり長い時間、とても居心地良く、食堂でのひとときを過ごさせていただきました。...

【旅ブログ】マダガスカル|Meri

【旅ブログ】マダガスカル|Meri

【旅ブログ】マダガスカル|Meri 旅の動機   小さな頃から世界一周が夢で、遅くなってしまったけど、その夢を叶える為に、日本での生活全てを捨てて世界一周の旅。そして、マダガスカルに行き、バボバブの木を実際に自分の目で絶対見てみたかった。 Episode.1 世界一のヨーグルト   ーーマダガスカルは正直あの木のイメージしかないですね笑。 Meri:そうですよね笑。僕も行くまでは小さい時に教科書で見たあの木のイメージしかなかったです! ーー実際に行ってみてどんな国でしたか? Meri:私の感覚では東南アジアとアフリカの雰囲気がミックスされていて、そこにフランスの食文化も入っているイメージですね。言語もフランス語がメインで、英語も話せる人はいました。伝わりますか笑? ーー何となく笑!実際に行って感じてみたいです! Meri:行く前はどんなもの食べるんだろうって、わくわくドキドキしてたんですけど、フランスパンがよく食べられていて、安くてすごく美味しかったです。 ーー確かに食事は想像できないですね。一番美味しかったものはなんですか? Meri:ヨーグルトです!これがめっちゃ美味しかったです!日本人ってテレビCMのせいかヨーグルトといえばブルガリアのイメージありませんか?実際、ブルガリアでヨーグルト食べたこともあるんですが、マダガスカルが僕の中では一番ですね。 ーー何か違いがあるんですか? Meri:マダガスカルはバニラビーンズの産地みたいなんですけど、ヨーグルトにもバニラビーンズがたっぷり入ってます!それがたまらなくて、毎日食べてました! ーーそれは美味しそう。日本でもマダガスカルヨーグルトが流行る日が来るかも知れないですね笑! Episode.2 木片サーフィン   ーーもっとマダガスカルのこと教えてください。 Meri:モロンダバというところに多くの漁師たちが住んでいたんですけど、彼らの生活に何故か惹かれてしまいました。漁師たちは藁葺きの屋根に木で組まれた小さな家に住んでいるのですが、その家が僕の持つザ・アフリカというイメージ通りでもっと知りたくなりました。 ーー近代化されていない、マダガスカル伝統の生活スタイルを維持しているわけですね。確かにそれは色々と話してみたりしたくなりますね。 Meri:そうですね。インターネットはもちろん、電気もトイレもない。太陽と月の光のみを頼りしていて、トイレは近くの浜辺で済ませる。僕からしたら不便だなと思ってしまうことばかりだけど、現地の人にとってはそれが当たり前なわけで、なんとも思っていない。子供たちは天然の木を使って、波の大きい海でサーフィンを楽しんでいました。そんな暮らしを間近でみていたらなんだか羨ましさを感じたんですよね。 ーー海外には当たり前だと思っている日本の生活とは全く異なる生き方がたくさんあって、そこには幸せそうに生きている人たちもたくさんいる。本当に世界には様々な生き方がありますよね。 Meri:はい、もし彼らが日本の生活を知ったらそれに憧れ、もしかしたら自分たちの生活に不満を持つようになるのかも知れないですけど、僕としては色々な生き方があることを知れたことで人生に少し余裕ができました。今回出会った無邪気な子供たちが大きくなった姿をまたいつの日か見に来たいと思っています!   Episode.3 バオバブの木...

【旅ブログ】カナダ|Tesu

【旅ブログ】カナダ|Tesu

【旅ブログ】カナダ|Tesu 旅の動機   幼い頃から好きだった赤毛のアンの舞台に行くことが夢だった。さらに、好きなカナダ英語を学びたかったから。 Episode.1 初めてのヒッチハイク   ーーカナダへはワークエクスチェンジという制度で行ったんですね。 Tesu:はい、簡単なお手伝いで食事と宿泊先を提供してもらえる制度で、高校生の私はお金もあまり無いのでとても助かりました! ーーそれはいいですね! Tesu:滞在中もできるだけ節約してました。でも、やっぱり色々なところに行きたくなってしまうんですよね。せっかく新しい地に来たわけですし!ただ、バスなんかを使うとお金がかかるので、そこで思いついたのがヒッチハイクでした。人生初です笑 ーー初ヒッチハイクが海外ってなかなか勇気ありますね笑 Tesu:いま思えばちょっと怖いですよね。お金を持たないと人間大胆になれたりしますね笑 ーー順調に車は捕まえられましたか? Tesu:家から目的地まで40km弱あったので、2台の車に乗ることになりました。1台目は優しいおばあちゃんで、車内でも色々と話してくれてとても楽しかったです。おばあちゃんにお礼を言って別れてまたヒッチハイクを始めました。すると1台の車が停まってくれたんですけど、2人組の男性だったんです。しかも、車の中も着ている服も正直あまり綺麗でなくて、乗っても大丈夫かなと不安になりました。 ーーそれは男でも不安になりますね。 Tesu:でも、いい人そうな人たちだったので結局乗ることにしました。乗車中はGoogle mapを常に見ながら、道を外れていないか確認していたんですけど、2人の男性と話しているうちに彼らは内装仕事をしていることがわかって、服とかが汚れている理由がわかり少し安心しました。さらに、途中で立ち寄ったカフェではマフィンとコーヒーをご馳走してくれたり、結果的にはとてもいい人たちでした。 ーーそれはいい思い出になりましたね。 Tesu:はい!でも、やはりひとり旅で、特に女性の場合はヒッチハイクはあまりお勧めしませんね笑。 Episode.2 お仕事とロブスター   ーー滞在先はどのように探すんですか? Tesu:専用のウェブサイトがあって、それを使って探します。滞在先がないと帰国しなくてはならないんですが、1軒目の滞在を終えたあと、次の滞在場所がなかなか見つからず焦って探しました。その後、やっと見つけた2軒目の家なんですが、そこのお母さんの気性がちょっと激しくて。。 ーー怖い感じの人だったんですね Tesu:はい。その家には私以外にも他に2人一緒に働いていたんですけど、その2人が理不尽なことでお母さんに怒られ、”もう限界!”って途中で出て行ってしまったんです。私はなんとか頑張って1ヶ月いたんですけど、最終日にそのお母さんがロブスターを買ってきて、ご馳走を振る舞ってくれました。 ーーそれは頑張ってよかったって思いますね Tesu:ロブスター食べながら、振り返ればいろいろなところにも連れて行ってもらったり、たくさんの人たちとも出会えたなって思って。確かに、ちょっと怖いこともあったんですけど、今思えば仕事に厳しいだけで、面倒見もよく感謝しています。 ーー良い事も悪い事も全部貴重な経験になりましたね!...

【旅ブログ】インド|Sayo

【旅ブログ】インド|Sayo

【旅ブログ】インド|Sayo 旅の動機   旅友たちから、インドに行ったら嫌いになるか好きになるかどちらかだけど、サヨちゃんは絶対好きになるとおすすめされたから。 Episode.1 言葉を教えるということ   ーー現地のインド人に日本語を教える機会があったんですか?  Sayo:いえ、私が教えたわけではないんですが、インドのバラナシで出会った案内人との話なんです。多くの旅人からバラナシで騙された話なんかを結構聞いていて、注意はしていたのですが、声をかけられた案内人について行ったんです。 ーーその人を選んだ決め手はなんだったんですか? Sayo:そこまで悪そうな人ではないなって思ったんです。直感です笑。あまり深く関わらないようにしていたんですけど、色々と要求がエスカレートしてきて、お金をくれとか、あそこにいる貧しい母親たちに寄付をしろとか。そんなこともあって、彼を避け始めたのですが、そしたら彼の態度もどんどん悪くなっていきました。結果的には振り払えたのですが、別れ際に彼が私に言った言葉が忘れられないんです。 ーーなんて言われたんですか? Sayo:幼稚な下品で汚い日本語でした。正直、言われたこと自体は痛くも痒くもないんですが、そんな言葉を彼に教えた日本人に対して許せない気持ちになりました。 ーー言葉を教えるということは、教わった人の周りに対しても影響を与えることですもんね。 Sayo:もちろんその人も意味をある程度知って使っているので悪いとは思うんですけど、その言葉を教えるということの意味とか考えずに教えた人はさらに罪深いなと思います。異国の地では、言語が通じなくて困ることも沢山あるけど、通じなくて生まれる楽しさもあって。だけど、せっかく覚えた自分の国じゃない言葉は、その人とその周りの人たちが笑顔になる為に喋ってほしいです。バラナシのちょっと悲しくなった出来事でした。 Episode.2 あからさまな嘘   ーー旅をしていると多くの人と接する分、騙されることも多々ありますよね。 Sayo:そうですよね。もちろん、親切でいい人もたくさんいるんですけどね!バラナシでも最初に乗ったリクシャーのおじさんが早速騙してこようとしました。予約していた宿まで乗せてくれるように頼んだのですが、そこは悪い宿だとか、洪水で流されてもうないとか、見え見えの嘘をついてきたんですよ。結局はマージンのために知り合いの宿に私を泊めさせたかったことが判明したんですけど、別れるときにも”あの宿には気を付けろよ”って言われて。 ーーその宿は本当に何かあったんですか? Sayo:いえ、対応も親切なとても快適な宿でした。こういった人たちが、インド人=騙してくる、というようなインド人像を作り上げているのだなと改めて思いました。 ーーそうですよね。いい人の話よりもそういったネガティブな体験談の方が帰国後の話のネタとしては盛り上がるってのもありますよね。   Episode.3 パワー溢れる聖地   ーーSayoさんは本当にインド好きなんですよね?笑 Sayo:はい、大好きですよ笑。バラナシという町は本当に世界の中でも、カオスって言葉がぴったりなくらいとても異質で、嘘つきなインド人も多かったけど、目に見える町の汚れとうまく並行するくらい、町全体から伝わってくるパワーが凄い町でした。24時間、火葬をしている町なので、道を歩けば、運ばれてくる遺体とすれ違うし、気を抜けば、悪そうなインド人が話しかけてくる。行く前に、旅友から、バラナシの町で死ぬことをインド人は憧れている聖地なんだよと教えてもらったのですが、まさにその通りで、生と死が渦巻いている凄いパワーのある町だなと思いました。 ーー発展途上の国は本当に生きる力を感じますよね!パワーもらいましたか?...

【旅ブログ】コロンビア|Hitomi

【旅ブログ】コロンビア|Hitomi

【旅ブログ】コロンビア|Hitomi 旅の動機   初めはコロンビアに行く予定はありませんでした。正直、場所も知らなかったし。けれど、メキシコで会った多くの旅人や宿のオーナーさんがすすめしてくれたので、行こうと思いました。「”コロンビアは危険”っていうイメージだけど、本当にそんなにいい国なのか?」と確かめたくなったんです。 Episode.1 悪魔のタワー   ーー悪魔のタワーって幽霊が出るとかですか??? Hitomi:いや、違います笑。約7000万年前に形成された超巨大な一枚岩のことなんですが、全体が黒くその見た目から通称”悪魔のタワー”と呼ばれています。事前に現地に関する情報をインスタで調べていたのですが、まず目に飛び込んできたのがこの悪魔のタワーだったので、行ってみることにしました。 ーー岩なんですね、7000万年前ってそれ聞くだけでも行きたくなりますね! Hitomi:岩には縦方向に裂け目があって、そこに梯子がかけられているんですが、真上に向かって左右に行ったり来たりする梯子なので、下から見るとまるでスニーカーの紐のような見た目になってます。 ーーなるほど、では相当な急勾配ですね。 Hitomi:時間にすると30分くらいで頂上には着くのですが、すごく疲れました。途中、他の登っている人たちに励まされたりしながらなんとか登り切りました。体力には自信があったのですが、これが悪魔の正体かと思うほどハードでしたね笑。 ーー頂上には何かあるんですか? Hitomi:頂上からの眺めはもう最高でした。これは登った人だけが味わえる最高の経験だと思います! Episode.2 おじさんとの出会い   ーーコロンビアでは現地の人との交流なんかもありましたか? Hitomi:首都のボタゴに滞在中、モンセラッテの丘という場所に行った時の話なんですが、丘の頂上で水分補給をしていると1人のおじさんが話しかけてきました。初めは少し警戒したのですが、話してみるととてもフレンドリーなボタゴ在住のコロンビア人であることがわかり、そのまま一緒に歩いて丘を下りることになりました。お互いに英語が少ししか喋れず、英語3割、雰囲気とジェスチャー7割みたいな感じだったのですが、なんだかんだ会話が成立していてとても楽しい時間でしたね。”言葉が通じなくても会話出来るってこういう事か”って強く思いました。そのおじさんとは今でもたまにメールで連絡しています。国も世代も言語も異なる私の友人です! ーー正直、海外にいると初めは本当にいい人なのか疑ってしまいますよね。結果、いい人だったと思うことの方が多いですけど! Hitomi:そうですね。おじさんはウィリアムと言うんですが、丘を下りた時にいいお店があると食事に誘われたんですが、そのレストランがタクシーでないといけないと言われて、正直めっちゃ疑ってしまいました。でも、丘を下りる間話していた感じからも信じられる人だと思い、行ってみようと決めたんですが、信じてよかった!観光客の全くいない、現地の人だからこそ知っている安くてボリューミーなコロンビア料理レストランに連れて行ってもらえたんです。 ーー羨ましい!ガイドブックにも載ってないお店の発見って得した気分になりますね! Hitomi:はい!連れてきてくれたことが、嬉しかったし、思い出になったし、なにより美味しかったです笑。お会計もウィリアムがしてくれて本当に感激しました! ーー素敵な出会いですね。   Episode.3 言葉の壁   ーーコロンビアでは特にトラブルもなく過ごせたんですか?...

【旅ブログ】ツバル|Shunta

【旅ブログ】ツバル|Shunta

【旅ブログ】ツバル|Shunta 旅の動機   学生の頃にテレビでツバルの特集番組を観たことがきっかけです。番組ではツバルが「沈みゆく楽園」として取り上げられており、地球温暖化によって50年後には美しい島も海に沈んでしまうという内容でした。 その中で忘れられないシーンがあります。島のおじいさんと男の子の会話なのですが、 おじいさん「この島は海に沈んでしまうかもしれない。そうならないようにお前もちゃんとするんだよ。」 男の子「わかったよ!ぼく頑張るよ!!」 そのときぼくはとても申し訳ない気持ちになりました。地球温暖化の原因は日本を含む先進国から排出されるCO2にも関わらず、遠い島の小さな男の子にその責任を押し付けているのかと。いつかツバルに行ってみたい。そしてその子に謝りたいと思ったのがはじまりです。 Episode.1 島で最初の友達   ーーまず、ツバルのこと全然わからないので少し教えてください!笑 Shunta:はい!フィジーから小型のプロペラ機に乗っていけるんですが、8つの島からできている国です。僕が行ったのはフィジーの首都でもあるフナフティという島でした。 ーー観光客はいるんですか? Shunta:ほとんどいないですね。ホテル自体は4つしかないんですが、旅行客も少ないのできっと泊まれるだろうとノープランで現地まで行きました。そのおかげで素敵な旅になりました。空港からメインの通りを歩いていると小学校があり、1人の女の子が僕に気づくとすぐに駆け寄ってきてきて話しかけてくれました。アジア人が珍しかったからか気づかぬ間にたくさんの子供たちに囲まれていました。英語が通じるのですぐに仲良くなれました。 ーーさっそく謝りましたか? Shunta:もうちょっと待ってください笑。子供達と遊んでいたら、学校の向かいの家から女性が出てきて”どこからきたの?今日はどこに泊まるの?”など話しかけてくれて、なんと最終的にその方の家に泊めてもらえることになりました。その女性は島で牧師をしている方の家族で、さっきの学校運営にも携わっているとのことでした。 ーー話しかけてくれた女の子のおかげで素敵な旅のスタートが切れましたね! Episode.2 クリスチャンとしての生活   ーーホームステイでの生活はどうでしたか? Shunta:牧師さんの家に泊めてもらい、初めて宗教が中心となる経験をしました。食事の前の祈りや、朝の礼拝など見様見真似で参加させてもらいました。彼らも僕がクリスチャンではないことを絶対に気づいていたとは思いますが、それでも暖かく迎えてくれたことは今思ってもとても嬉しいですね。 ーーツバルにはクリスチャンが多いですか? Shunta:そう思います。僕自身が自宅に泊めてもらったように、困っている人がいたら子供から大人まで助けるという雰囲気で国全体が成り立っているという印象を受けました。南の島の穏やかな生活は信仰との相性がいいのかなとも思いました。 ーー優しさに溢れた国なんですね。 Shunta:ツバル滞在中、宿泊と食事を提供してくれて本当にありがたかったです。せめて現地のホテル代くらいは払わしてくれと言ったのですが全く受け取ってくれませんでした。ただ、感謝の気持ちは伝えたいと思いこっそりお金は置いてきました。   Episode.3 南の島のパン屋...

【旅ブログ】ベトナム|Moe

【旅ブログ】ベトナム|Moe

【旅ブログ】ベトナム|Moe 旅の動機   4連休が取れたので、韓国や台湾などの近場ではなく、もう少し遠い国に行ってみたかった。 Episode.1 タクシートラブルはグーで解決   ーータクシートラブルはよくありますよね(笑) Moe:そうですね笑。ベトナムに降り立って10分で起こりました。夜遅くに着く便だったので、事前にタクシーをホテルに手配してもらっていたのですが、なかなか運転手が見当たらず。20分くらいして、なんとか会えたんですが、今度は車が動かず・・・。   ーーなかなか出発できなかったわけですね。 Moe:それまでトランジットでマレーシアにも行けたので、「得した♪」と思いがっつり歩いてたのでヘトヘトでした。後部座席で早くしてー、と見ていたんですけど、どうみてもバッテリー切れなのに、10分くらい鍵を回してどうにかしようとする運転手。ちょっとしてからやっと電話して助けを呼ぶのかと思ったら、同業者みたいな人たちが集まってきて、外で何やら雑談して笑ってる。早くして・・・って。   ーーのんびりしてますよね(笑) Moe:海外だから許せるゆるさですね!日本だったら怒ってます(笑)ただ本当に疲れていたので、この日ばかりは早くどうにかしてくれることをただただ祈ってました。1時間くらいして、やっとホテルの人が来て直してくれました。そしたら、運転手の人が乗り込み後ろに座っている私に向かって親指を立て笑顔で”グー”。その瞬間、1時間待たされたことも忘れ、私も笑顔で”グー”。車内に笑いが起こりました。   ーーそんなゆるさが何より疲れを癒してくれますよね笑。日本ならホテルから商品券とか持った責任者が飛んできてめっちゃ謝られたりしますからね。タクシー代はどうなりました? Moe:もちろん全額ちゃんと請求されました笑           Episode.2 カタカナ講座とお弁当   ーーベトナムといえばフォーとかバイクのイメージですね。 Moe:そうですね、とにかくバイクの量が半端なかったです!赤信号も気にせず走ってる人とか、歩道にも乗り上げてくる人なんかもたくさんいました。道を歩くときは常に注意してましたね。   ーーそんなところでも、現地の歩行者は難なく道渡って行きますよね(笑)...

【旅ブログ】キューバ|Daiki

【旅ブログ】キューバ|Daiki

【旅ブログ】キューバ|Daiki 旅の動機   キューバという自分の中では全く未知の国への旅。なぜキューバを選んだのか、それは何となくNYから近かったからという理由に過ぎなかった(当時僕はNYに滞在していた)。 Episode.1 社会主義ということ   ーー社会主義国はどのような印象を受けましたか。 Daiki:行く前の社会主義のイメージは、全ての人に仕事があり、決められた給料はもらっているが、逆にいうと自由などは全くないのかなというものでした。現地に行ってまず知ったことは自営業などは認められているということで、それには驚きましたね。 ーー人々は幸せそうでしたか。  Daiki: 私の印象はとにかくお金に飢えているというものでしたね。スーパーにも物があまりなく、外国人観光客からどうにかしてお金を得ることができないかということを実際に感じることも多くありました。キューバには現地人が使うお金と外国人が使うお金が分けられているんです。僕も実際に最初は優しくされたのに、最後には恐怖を感じるくらいチップも求められたこともありました。そんな経験すると社会主義国で生きる人々に対して、かわいそうだなとか、少し複雑な心境になりました。 Episode.2 人生最高のダンス   ーーキューバは音楽とダンスのイメージですね! Daiki:はい、僕が行ったときに『Fiesta de CDR』という、恐らく感謝祭のようなものがありました。街の各通りに隣人達で集まり、スープを作ったり、音楽を流して、サルサとルンバを踊るみたいな聞くだけでわくわくするような日ですね笑 ーーご近所みんな友達みたいなわけですね、最近の日本じゃ考えられないですね笑 Daiki:おばちゃん、おじちゃん、子供達が、音に合わせて無邪気に本当に楽しそうに踊ってるんですよ。この日だけは初日に感じた若干どんよりした印象は全く感じられなかったです。本当に音を楽しんでいるこの時間だけは、いろんな事情があるであろう国の事やお金の事は考えずに、ただ音と踊りを楽しむ、そして酒を飲むという、今まで味わったことのない、まるで異世界でしたね! ーー想像するだけで楽しそうです! Daiki:僕は大学時代にかじる程度にダンスをやっていたんですけどちゃんと踊るのなんか何年ぶりだろうかと思いつつも、もう参加したい欲には勝てずにどんなルールがあるのかもわからなかったんですが、とりあえずおばちゃんの横についてステップをまねてみたんですよ。踊る前は、変な日本人がいるみたいな目で見られてたのに、踊り始めてると、皆が笑顔になって話かけて来てくれました。 ーーもう早速ご近所さんの仲間入りできたんですね Daiki:そう、いま覚えばすごい簡単で、『Hola!!』と声をかけてみたらクシャッとした笑顔になり、元気よく返事してくれて、話もしてくれる。日本で外国人が「こんにちわ」って日本語で話しかけてくれたら嬉しいのと一緒な感じですかね笑。 ーー挨拶って1番簡単なコミュニケーションですけど、できてないこと多いですよね。 Daiki:挨拶する事はとても大切な事であると改めれ感じることもできたし、挨拶がもたらしてくれた最高な時間と最高のダンスでした!   Episode.3 5円玉ネックレス...

【旅ブログ】フランス|Daiki

【旅ブログ】フランス|Daiki

【旅ブログ】フランス|Daiki 旅の動機   ロードムービー的な旅をしてみたかった。何日間かかけて歩いたり、何処か目的地に向かうことをするなかで、同じ目的を持った人との出逢いや再会、ローカルな場所での人と出逢いなど、映画的な旅を自分でしてみたく、カミーノに参加する Episode.1 ブーツとマメ   ーーカミーノってなんですか? Daiki:カミーノはスペイン語で”道”という意味で、サンティアゴへの巡礼路を歩くことです。カミーノにはいくつものルートがあり僕はフランス人の道を歩きました。確か800−900キロあります。 ーー長すぎて、100キロの差がどうでもよくなってますね。 Daiki:毎日約30km前後をひたすら歩き続けます。最初の3−4日目が本当にキツイです。ブーツで歩っていたのですが、足の小指を怪我してしまい、本当に歩くことが困難に陥りました。ブーツで圧着されるから痛いので、サンダルを道端で買ってサンダルで歩く事にしました。 ーーサンダルだと歩きずらそうですね。 Daiki:サンダルでずっと歩くと豆が増えてしまいます。なので感覚的に、あっそろそろまめになるっていう時にブーツに履き替えて交換しながら歩きました。大体10キロ毎にサンダルとブーツを交換する感じです。しんどいですけど、こーやって歩くとラクなのかとか色々発見があって意外にこーゆー状況も楽しみました。4日くらい経つと毎日早く起きて歩く生活に慣れてしまいキツさはなくなる。 Episode.2 最後のベッド   ーー食事などはどうしていたのですか。 Daiki:巡礼者が多いので道中レストランはたくさんあります。水に関しては水道水も飲めるので水筒を持参して水を補給しながら歩いていました。 ーー宿は? Daiki:宿も道中たくさんあります。巡礼者のために寄付制の宿があるんです。宿泊料金があるわけでなく、自分で金額を決めて寄付するみたいな。巡礼者にとってはとてもありがたいです!ただ、そういった宿は、すぐいっぱいになってしまうので、なかなか見つけるのが大変です。部屋が満室な時、宿の庭にあるテントで寝たりもしました。ある日、街に着くどこの宿もいっぱいでした。その時、道の向こうの宿から、「ここの宿は最後のベッド一つ空いてるぞ!」って言われて、走ってその宿へ行き、なんとかベッドを確保できました。 屋根のある場所で寝れるってうれしかったんですけど、洗濯物を干そうと宿の庭に行くと、数人の外国人が絡んで来たんですよ。ここでスペイン人のジェラードと仲良くなりました。彼とは残りの500キロを一緒に歩くことになり、今でも親交があります。これも縁というか、この時たまたま空いてた最後のベッドを取れなかったら、彼との出会いもなかったなと思うと、声をかけてくれた宿オーナーには感謝ですね!   Episode.3 お金じゃ買えないもの   ーー最終目的地サンティアゴに着いた時ってどんな気持ちでした? Daiki:泣きました。目的地に着いた事が嬉しいというよりも、この旅での出会いへの感謝とか、今普通に生きていられる事への感謝の思いが溢れたんです。世の中には歩くことができない人もいる。でも、僕は今歩くことが出来る。普通の事に聞こえるかもしれないですが、普通のことを出来る事に感謝をしないといけないなって。やりたい事をやれる環境にいるのなら、今やるべきだということを学びましたね。 ーー今年2020年はコロナで旅もできないですね。 Daiki:そう、本当何が起こるか分からないですよね。コロナもそうですけど、全くの想定外のことが突然起きたりするんです。だからやりたいことがやれるときはすぐにやりたいなと改めて思わされた年でしたね。  ーー色々考えさせられる年でしたね。旅で出会った人たちとの繋がりは今もあるんですか。...

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