【旅ブログ】マダガスカル|Meri
旅の動機
小さな頃から世界一周が夢で、遅くなってしまったけど、その夢を叶える為に、日本での生活全てを捨てて世界一周の旅。そして、マダガスカルに行き、バボバブの木を実際に自分の目で絶対見てみたかった。
Episode.1
世界一のヨーグルト
ーーマダガスカルは正直あの木のイメージしかないですね笑。
Meri:そうですよね笑。僕も行くまでは小さい時に教科書で見たあの木のイメージしかなかったです!
ーー実際に行ってみてどんな国でしたか?
Meri:私の感覚では東南アジアとアフリカの雰囲気がミックスされていて、そこにフランスの食文化も入っているイメージですね。言語もフランス語がメインで、英語も話せる人はいました。伝わりますか笑?
ーー何となく笑!実際に行って感じてみたいです!
Meri:行く前はどんなもの食べるんだろうって、わくわくドキドキしてたんですけど、フランスパンがよく食べられていて、安くてすごく美味しかったです。
ーー確かに食事は想像できないですね。一番美味しかったものはなんですか?
Meri:ヨーグルトです!これがめっちゃ美味しかったです!日本人ってテレビCMのせいかヨーグルトといえばブルガリアのイメージありませんか?実際、ブルガリアでヨーグルト食べたこともあるんですが、マダガスカルが僕の中では一番ですね。
ーー何か違いがあるんですか?
Meri:マダガスカルはバニラビーンズの産地みたいなんですけど、ヨーグルトにもバニラビーンズがたっぷり入ってます!それがたまらなくて、毎日食べてました!
ーーそれは美味しそう。日本でもマダガスカルヨーグルトが流行る日が来るかも知れないですね笑!
Episode.2
木片サーフィン
ーーもっとマダガスカルのこと教えてください。
Meri:モロンダバというところに多くの漁師たちが住んでいたんですけど、彼らの生活に何故か惹かれてしまいました。漁師たちは藁葺きの屋根に木で組まれた小さな家に住んでいるのですが、その家が僕の持つザ・アフリカというイメージ通りでもっと知りたくなりました。
ーー近代化されていない、マダガスカル伝統の生活スタイルを維持しているわけですね。確かにそれは色々と話してみたりしたくなりますね。
Meri:そうですね。インターネットはもちろん、電気もトイレもない。太陽と月の光のみを頼りしていて、トイレは近くの浜辺で済ませる。僕からしたら不便だなと思ってしまうことばかりだけど、現地の人にとってはそれが当たり前なわけで、なんとも思っていない。子供たちは天然の木を使って、波の大きい海でサーフィンを楽しんでいました。そんな暮らしを間近でみていたらなんだか羨ましさを感じたんですよね。
ーー海外には当たり前だと思っている日本の生活とは全く異なる生き方がたくさんあって、そこには幸せそうに生きている人たちもたくさんいる。本当に世界には様々な生き方がありますよね。
Meri:はい、もし彼らが日本の生活を知ったらそれに憧れ、もしかしたら自分たちの生活に不満を持つようになるのかも知れないですけど、僕としては色々な生き方があることを知れたことで人生に少し余裕ができました。今回出会った無邪気な子供たちが大きくなった姿をまたいつの日か見に来たいと思っています!
Episode.3
バオバブの木
ーーあの木はマダガスカルのどこにでもあるんですか?
Meri:バオパブの木って言うんですけど、モロンダバという街に林立していて観光名所みたいになっていますね。
ーー実際に見てどうでしたか?
Meri:本当に感動しました。幹も太く、高さも20mくらいあるのでそれだけでも圧巻ですが、朝から夜までいろんな姿を見せてくれるんです!何よりも、小さい頃に写真集で見た、その時は自分に関係のない遠い世界のことのように思っていたバオバブの木を自分の目で見ていることがとても感慨深かったです。
ーーいくら性能の良いカメラを使っても実際に見る景色には敵いませんよね。そこには匂い、音や風など全身を使って感じることでやっと本当の素晴らしさを感じられると思いますし、人によって感じ方も違うからそれは自分だけの体験になるというか。
Meri:そうですよね!マダガスカルには頭にカゴを乗せたお母さんたちがいたり、芝生で服を干していたりするんですけど、そういったそこに住む人々の生活なども実際に見てやっとその国を知れるんだと思います。
旅人プロフィール
Meri
40代で、1日12時間の労働を強いられるブラック企業を辞めて、世界一周の冒険に出ることを決意。今現在(2021年2月)も世界を旅している。ブログ「マイラストアドベンチャ―」で旅の記録を更新中。
私にとって旅とは
“学校では学べないことを学べる”
世界一周をすることが子供の頃からの夢でした。旅は自分にとって夢であり、冒険であり、学校では習わないことを教えてくれるようなものです。“危ない危ない”と世間で言われる国が実は他の国より全然親切な人ばかりだったりもします。実際に自分の目で見てみないと、世界って分からない事ばかりなんです。だからこれからも自分の目で世界を見るため旅を続けたいです。