すべての人に会う
私たちは、porterraの製品づくりに関わる全ての人に実際に会うことを心がけています。それは、製品を最終的に製造する工場だけにとどまらず、製品に使われるすべての部品サプライヤーにまで至ります。時間もお金もかかりますが、その結果として、私たちが100%の自信を持ってporterraの製品を販売できるとともに、ひとつの製品がたくさんの人々の協力によって作られていることを実感でき、私たちも、製品ご購入いただいた方にも製品に対して、より愛着を持つことができるようになると信じています。
心のこもるモノづくり
私たちは、サプライヤーに対して、その部品を使って、最終的にどのような製品を作ろうとしているのかを話し、porterraの考えや思いも理解してもらった上で製造・部品供給してもらうことにしています。サプライヤーからしてもただ部品を作って売るのではなく、作る際にporterraの製品を使う人たちのことを少しでも思い浮かべながら作業してもらうことで、心のこもったモノづくりにつながるのではないかと考えているからです。
喜びを分かち合う
実際に完成したporterraの製品を、各サプライヤーの方々にも見ていただくようにしています。一緒に製品が完成した喜びを共有するとともに、ひとつの小さな部品でも、とても重要な役割を果たしていることを知ってもらい、誇りと責任を感じてもらいたいからです。また、porterra製品を使っていただいた方からのご意見も積極的に共有することでよりよい製品づくりを彼らと継続的に行なっていきたいと考えています。
作り手と使い手がお互いの存在を認識することができる製品づくりには、大きな意味と価値があると考え、わたしたちはこれからもモノだけでなく、ココロのこもった製品作りに取り組んでいきます。
生産・販売フロー
生産から販売までの全ての工程を直接的に行うことで、中間マージンコストを抑えられることはもちろん、部品ひとつにまでこだわり抜いたものづくりが可能となります。そして、何より私たちがもっとも重要と考える、ココロのこもった商品作りにつながると考えています。
suppliers
サプライヤー
our standard
100年使えるものづくり
全ての人が考えなくてはならない環境問題に対する、私たちの答えは買い換える必要のない”100年使える”ものづくりでした。
いくら環境負荷の小さな方法でものづくりに取り組んでも、もし2~3年しか使われず買い替えられてしまったら結局はあまり意味がありません。
私たちは、ものづくりとサポートの面で使い手と一緒に、100年使うことがかっこよく、それが当たり前になる世界を目指していきます。
PortePackと100年
私たちはこんな世界を目指しています。
2023|year 1
初めての一人旅
大学最後の年。勇気をもって飛び出した初めての一人旅。先輩のブログを参考にバックパックに荷物を詰め込み出発。空港で声をかけてくるたくさんのタクシードライバーたちに戸惑う。でも、新鮮な体験で満ち溢れている海外での時間にすっごくワクワクした。素晴らしい景色。親切な人たちとの出会い。これが私にとっての一生忘れない、そしてPortePackとの最初の旅。
2026|year 3
日常でも頼れるパートナー
社会人になった。PCや資料が十分入る収納力と拡張ベルトを取り外せばよりシンプルな見た目になるため通勤や出張などのビジネスシーンにも最適。休日のアウトドアシーンでもPortePackが活躍。ロープを取り付けることで中には収納できないマットも持ち運び可能。その日の気分でロープのカラーを選べば、気分も上がる。撥水生地だから雨はもちろん、ちょっとした汚れも濡らしたタオルで簡単に拭き取れるのでメンテナンスも楽々。
2033|year 10
家族ができる
結婚した私。パートナーとも一緒に旅を楽しむ。スーツケースを持っていく旅でも、スーツケースの持ち手を通せるベルトがあるからスマートに移動が可能。
可愛い息子も授かった。週末のお出かけくらいなら家族分の荷物も楽々収納できる。ストレージバッグには子供の荷物を入れ、宿に着いたら取り外してショルダーバッグとして持ち運べば荷物の入れ替えもしなくて済むので便利。
2055|year 32
子供に受け継ぐバッグと思い
息子の大学卒業祝いに私が使ってきたPortePackをプレゼント。いつの間にか私よりも大きくなった子供の体型に合わせてショルダー位置を調整。拡張ベルトのカラーも息子の好みに変更。
息子が私に言った「今度、お母さんがよく話してたあのレストランを探す旅に行ってみるよ」
私が初めての旅で訪れた国で、雨宿りついでに入った小さなレストランの話をよく聞かせていたことを思い出す。親切なオーナーとあの味はいまでも鮮明に覚えている。
これからは子供がたくさんの経験をして、その話を聞かせてもらえると思うとなんだか嬉しくなった。
2073|year 50
PortePackがつなぐ家族の思い
お母さんからもらったPortePackと初めての一人旅。行き先は、お父さんが初めて行った国。50年たったいまでも、あの小さなレストランは営業していた。正直味は至って普通。おそらく記憶が美化されていたのかも。
ほとんどの人にとっては知ることのない場所。でも、お母さんにとっては大事な場所。たまたま雨が降り出した。50年前のあの日もこんな感じだったのだろうか。50年たった今日、僕にとっても大事な場所になった。いつまでも、PortePackが僕たち親子をつなぐ。
PortePackはまだまだ現役。ショルダーメッシュの取り替えと、プラスチック部品の交換で一度修理に出したけど、使用に問題ない汚れや傷はあえて残した。
2123|year 100
3世代の思い出を紡ぐ
PortePackの最初の旅から100年。おばあちゃんが買ったバッグをいまは孫の私が背負って旅している。
いまでは当たり前になったひとつのものをずっと使うという考え。それを100年前にしていたおばあちゃんはすごいと思う。
いま私が旅して見る世界は、同じ場所であっても、おばあちゃんが見た世界とは少し変わっているのだと思う。でも、旅がワクワクする体験に満ち、最高に楽しいものであるということはいつの時代も変わらないはずだ。。
3世代に渡る旅の思い出とともに、PortePackを背負って私は今日も旅に出る。